ニキビ跡
ニキビ跡の多くは皮膚が陥凹した俗にいうクレーター状のものを言います。これは表皮が無くなり真皮でできた瘢痕がそのような形状となったものです。
そのため治療は表皮の再生と窪んだ真皮の増殖の二つをこなさなければならなく非常に時間がかかります。 その他ニキビ跡として言われるものとしては以下のものがあります。
治療方法
主にクレーター状の治療についてです。
表皮と真皮の再生をするため時間がかかり困難ですがラクトピールの細胞増殖の作用がいいように思います。
安全面もさることながらクレーターの周りの表皮がジワジワと狭まって再生されまた真皮が増殖されてきます。
このような現象はフラクショナルレーザーやダーマローラーといった皮膚に一度軽い障害を与えて増殖を促す現象によく似ています。こちらの治療も回数と時間がかかるのは同じですが、フラクショナルレーザーやダーマローラーは施術後の赤みがひどく、このような治療をするならラクトピールのように施術後のダウンタイムのない施術がいいと考えます。
・「赤くなるタイプ」のニキビ跡はまだ炎症が残っているので、それ以上、進行しないようにラクトピールがいいと思います。
・「茶色(紫色)になるタイプ」は炎症後の色素沈着に移行する可能性があるため様子を伺い一年以上のちまだ褐色があればQ-Yagのレーザー治療の対象になるかと考えます。
・「しこりタイプ」や「ミミズ腫れタイプ」は肥厚性瘢痕が内部に出来ていたり外にケロイドという状態になっているので手術による治療が良いと考えます。